一般に日本でアマゾンといえばECショップ amazon.co.jp や Amazonプライム が有名ですが、そのアマゾンの稼ぎ頭はビジネス利用に特化したアマゾン ウェブ サービス(以下、AWS)です。
そのAWSが、起業したて、およびアーリーステージの創業者、または起業のアイデアをお持ちの方に向けたワークショップ LaunchIt を5部構成で2023年3月15日から提供します。
ワークショップは全て英語で行われます
LaunchIt とは
志を高く持ち起業の一歩を踏み出したばかり、またはこれから踏み出そうとしている創業者である皆さんに、AWS スタートアップチームのエキスパートが最初のプロトタイプまたは最小限の実行可能な製品をいつ、どこで、どのように構築するかを決定するために必要な知識を無料で提供する5部構成のワークショップ。
初回3月15日は、オーストラリアのシドニー、メルボルン、アデレードにあるStone & Chalk Hubにてキックオフイベントが開催されます。ニュージーランドからの参加者は、全5回のワークショップをバーチャルで参加することが可能。
オンデマンド配信されるので、英語に苦手意識を持つ方にとってはありがたいことですが、逆に言うと、会場での対面セッションに参加できない場合は、ワークショップというよりも5回のビデオ講座を視聴するという形になるなのかも知れません。
スケジュール
全5回で構成されるワークショップの概要は次のとおり。具体的な内容は毎週のオフィシャルリリース時に、連絡を受けるようになっています。
2回目以降の日程が確定していなさそうな記載になっていますが、バーチャル参加の場合はサインアップ時に各ロケーションで共有。セッションの内容は毎週正式公開日以降にお知らせします。
- セッション1:3月15日 14時(ニュージーランド時間)
- 起草からローンチまで:創業の旅を加速させる
- セッション 2&3 :3月21日から始まる週
- クラウドの基礎設定 – 創業者がAWSで犯す10の過ちとそれを避ける方法
- Low Code/No Code プラットフォームで開発を加速させる
- セッション 4&5:3月28日から始まる週
- AWSパートナーエコシステムの力を引き出す。
- スタートアップをスケールアップさせるためのデータ戦略とベストプラクティス。
無料ワークショップなのに豪華な参加特典付き
AWS LaunchITに登録し参加することでUS$2,000ドル分プラスアルファの特典がもらえます。
- US$2,000ドル分のAWS Activate Credits
- 製品を構築・展開するための40以上のソリューションテンプレート
AWS Activateとは何か?の説明はAWS日本語サイトのよくある質問で読むことができます
さらに説明文には、When you’re ready、総額最大US$100,000ドルのAWS Activateクレジットを申請することができる。と書いてあります。
ジュ、十万USドル!? 申請できるのともらえるのは違うから、AWSがこの起業家は行けるぞと前のめりになったらってことなんですかね。
オファーの一例として以下が挙げられています。
- Notion Plus:$1,000ドル分のクレジット
- Stripe:$25,000ドル相当の取引処理手数料 0%。
- Hubspot:初年度90%割引、またはPipeDrive:初年度50%割引
- Bubble:$3,000ドルのBubbleクレジット(最初の6ヶ月間)
- Airtable:$2,000ドルのAirtableクレジットとAirtable for Startupsへのアクセス権
- Canva: Canva Premuim Products 3ヶ月分無料
- Slack:Slackのプラン30%オフ(最初の12ヶ月間)
申込み方法
当サイトの基本方針として、お申し込みを検討される際は必ず英語原文をお読みくださいね。
英語原文には、下記画像のように Log in to book というリンクがあるのでそこから申し込みができます。
申込みには AWS Startup Loftへの登録が必要になります。
未登録の方は、Log in to book の次の画面で「Not yet a member? Sign up」という表示があるので、そこから登録できます。
AWSがリードを獲得するのためのマーケティングではあるものの、これから起業を実行に移そうと思っているような人なら、ここに掲載されている特典を貰えるだけでも参加する意義があるように思います。
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