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ニュージーランド経済 第4週 2024年1月22日

今週の主なニュージーランド経済指標
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ニュージーランドの主な経済指標の発表スケジュールをまとめました。
2024年1月22日月曜日- 第4週は以下が予定されています。

23日Business NZ PSI DecビジネスNZ 12月サービス業景況感指数
Transport vehicle registrations Dec12月 自動車登録台数
24日Consumer Price Index Q4第4四半期消費者物価指数
ものかん
ものかん

今週の国内経済指標で注目は24日に発表される消費者物価指数。

前週発表された12月特定物価指数(下記詳細)で食品価格が四半期としては2年ぶりに下降線を引いたことや、食品以外にも燃料、航空運賃、食料品、燃料、航空運賃、海外宿泊施設など、一部の分野でインフレ圧力の緩和が見られていることなどから、第4四半期消費者物価指数は2021年中期以降初の5%を下回ることが大半のアナリストの事前予想になっています。

2023年12月特定物価指数前月比前年同月比
食品0.14.8
果物・野菜2.51.5
肉・鶏肉・魚-1.02.3
食料品-0.35.4
非アルコール飲料-2.05.5
外食0.37.1
アルコール飲料・タバコ-0.48.0
アルコール飲料-0.75.3
タバコ・葉巻-0.111.4
住宅・ユーティリティ
賃貸物件ストック計数0.54.4
賃貸物件フロー計数1.47.0
交通
ガソリン-4.812.5
ディーゼル-7.4-7.5
航空国内線運賃6.90.2
航空国際線運賃42.0-15.2
レクリエーション・文化
国内宿泊施設2.711.2
海外宿泊施設-1.78.4
ソース:Stats NZ

また前週発表されたNZ不動産協会(REINZ) 12月住宅価格は、総選挙も終わり、緩やかな回復基調をみせるという大方の市場予想に反し、前月比-0.3%と小幅ながら減少に転じるサプライズ発表となりました。(オークランド:-0.9%、カンタベリー:-0.1%、ウェリントン:+0.6%)状況としては過去1年間ほぼ横ばいと言って良く、方向感に欠ける「もみ合い」状態。住宅ローン金利は依然として厳しい水準にあり、今年も見られるであろう失業率の増加を鑑みれば経済情勢の先行き不透明感が、売り手も買い手も慎重にさせていると思います。

これら1つ1つの経済指標の発表から、どのようなことが分かるのか? 個人の日常生活にどのようなインパクトを与えるのか?についてリストにまとめた下記記事も併せてご覧ください。

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今週の主なニュージーランド経済指標

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この記事を書いた人

ニュージーランド在住のビジネスサポーター
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