ニュージーランドの主な経済指標の発表スケジュールをまとめました。
2024年1月29日月曜日- 第5週は以下が予定されています。
ニュージーランド:主要経済指標カレンダー
29日 | Trade Balance Dec | 12月 貿易収支 |
30日 | RBNZ Chief Economist Paul Conway | RBNZ主席エコノミストPaul Conway講演 |
31日 | ANZ Business Confidence Jan | 1月 ANZビジネス景況感 |
2日 | ANZ Roy Morgan Consumer Confidence Jan | 1月 ANZ消費者景況感 |
Building Permits MoM Dec | 12月 建築着工許可件数 前月比 |
ものかん
前週発表されたCPI (消費者物価指数)は0.5%上昇し、年間4.7%の上昇でした。過去2年間で最低の年率で、ニュージーランドのインフレが引き続き低下していることを示していますが、主な要因は価格変動の影響を受けやすい輸入品と食品の価格下落。RBNZが金融政策を決定する際に重視しているコアインフレ率も5.2%から4.5%に低下していますが、目標インフレ率が1%‐3%であることを考えれば、まだまだ大きく上回っている状況で、利下げが行われるのはまだまだ先の話。
今週の注目は30日にRBNZ主席エコノミストPaul Conway氏がライブストリーミングで行う
‘Surfing the waves of economic change’と題した講演の中で、11月の政策声明以降に発表された国内データ(特にRBNZの予測を下回っているGDP成長率とインフレ率)に関するコメントの有無。(過去のデータに関するコメントです)
2月28日に政策金利の発表を控えていることを考えれば、このタイミングで「見通し」に関する最新の見解を述べることは考えにくいです。
これら1つ1つの経済指標の発表から、どのようなことが分かるのか? 個人の日常生活にどのようなインパクトを与えるのか?についてリストにまとめた下記記事も併せてご覧ください。
ニュージーランド経済指標リスト: 意味と生活への影響
ニュージーランドの経済を探る鍵となる主要な経済指標を英語と日本語で一覧にしました。これらの指標が何を意味し、日常生活にどのような影響を与えるか、ぜひチェックしてみてください。経済動向を読み解き、より賢い金銭計画を立てる手助けになります。
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