今週は金曜日からのイースターホリデーを控えて、経済指標の発表の観点から静かな1週間になりますが、注目は27日に予定されている新政府による初の予算方針声明。 この声明では5月下旬の現政権による初BUDGETにむけて、何を優先事項として捉え、高い位置の財政目標をどこに設定するのか。また財政見通しに関する最新情報が発表されると思われます。12月20日に財務省が発表したHalf Year Economic and Fiscal Update 2023 (HYEFU:半年ごとの経済・財政 見通し)よりも財政が悪化していることを鑑みれば、国の借入額はHYEFU発表時の予想よりも多くなると想像がつき、しいては歳入が減少している中での歳出削減も避けられないと思います。