ニュージーランドの主な経済指標の発表スケジュールをまとめました。
2024年3月25日月曜日- 第13週は以下が予定されています。
ニュージーランド:主要経済指標カレンダー
26日 | Westpac–McDermott Miller Consumer Confidence Q1 | 第1四半期 ウェストパック ー マクダーモット ミラー消費者信頼感指数 |
27日 | ANZ Business Confidence Mar | 3月 ANZ ビジネス信頼感指数 |
Budget Policy Statement | 予算方針声明 | |
28日 | ANZ Roy Morgan Consumer Confidence Mar | 3月 ANZ ロイモーガン消費者信頼感指数 |
ものかん
今週は金曜日からのイースターホリデーを控えて、経済指標の発表の観点から静かな1週間になりますが、注目は27日に予定されている新政府による初の予算方針声明。
この声明では5月下旬の現政権による初BUDGETにむけて、何を優先事項として捉え、高い位置の財政目標をどこに設定するのか。また財政見通しに関する最新情報が発表されると思われます。12月20日に財務省が発表したHalf Year Economic and Fiscal Update 2023 (HYEFU:半年ごとの経済・財政 見通し)よりも財政が悪化していることを鑑みれば、国の借入額はHYEFU発表時の予想よりも多くなると想像がつき、しいては歳入が減少している中での歳出削減も避けられないと思います。
先週発表されたGDPがマイナス成長で、テクニカルリセッション(=二期連続のマイナス成長)になった事でやや騒がれましたが、数値的にはほぼRBNZの予想範疇内といえる内容だったこともあり、国民のストレㇲを和らげる、なにがしかのガス抜き(個人減税)を示唆するような発表があるかもしれません。
これら1つ1つの経済指標の発表から、どのようなことが分かるのか? 個人の日常生活にどのようなインパクトを与えるのか?についてリストにまとめた下記記事も併せてご覧ください。
ニュージーランド経済指標リスト: 意味と生活への影響
ニュージーランドの経済を探る鍵となる主要な経済指標を英語と日本語で一覧にしました。これらの指標が何を意味し、日常生活にどのような影響を与えるか、ぜひチェックしてみてください。経済動向を読み解き、より賢い金銭計画を立てる手助けになります。
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