ニュージーランドの主な経済指標の発表スケジュールをまとめました。
2024年5月13日月曜日- 第20週は以下が予定されています。
ニュージーランド:主要経済指標カレンダー
13日 | BusinessNZ PSI Apr | 4月 BusinessNZ サービス業景況感指数 |
Food Price Index Apr | 4月 食品物価指数 | |
RBNZ Inflation Expectations Q2 | 第2四半期 NZ準備銀行インフレ見通し | |
14日 | REINZ House Prices Apr | 4月 NZ不動産協会 住宅価格 |
Net Migration Mar | 3月 移民純増数 | |
15日 | Producer Price Index Q1 | 第1四半期 生産者物価指数 |
ものかん
今週は多くの値段に関する発表と、ニュージーランド準備銀行によるインフレの見通しが控えています。インフレについて前期はまだ高い水準にあるとはいえ、インフレ圧の減少が見られていましたが、今期の見通しをニュージーランド準備銀行が現時点でどう捉えているのかを知ることは、政策金利の動向を探る事につながります。
また14日(火)には多くの人にとって最大額の買い物となる住宅の価格が発表予定になっています。
失業率が高まり、雇用の安定性に不安が高まり、消費者の財布の紐が固くなっている中で、市場に出される物件の数が増えている状況。これが何を意味しているのか考えつつ、果たして住宅価格はさらに上向くのか、再度軟化するのか、前月比でどの程度の幅で動いたのかなどを見るとよいかと思います。
経済立て直しを掲げる現政権、そして利下げを行うために経済回復を見極める必要のあるニュージーランド準備銀行からすれば、住宅市場が元気を取り戻せない=景気低迷・停滞が長引くリスク高という可能性を見出す材料にもなり得ます。
これら1つ1つの経済指標の発表から、どのようなことが分かるのか? 個人の日常生活にどのようなインパクトを与えるのか?についてリストにまとめた下記記事も併せてご覧ください。
ニュージーランド経済指標リスト: 意味と生活への影響
ニュージーランドの経済を探る鍵となる主要な経済指標を英語と日本語で一覧にしました。これらの指標が何を意味し、日常生活にどのような影響を与えるか、ぜひチェックしてみてください。経済動向を読み解き、より賢い金銭計画を立てる手助けになります。
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