ニュージーランドの主な経済指標の発表スケジュールをまとめました。
2024年7月8日月曜日- 第28週は以下が予定されています。
ニュージーランド:主要経済指標カレンダー
10日 | Net Migration May | 5月 移民純増数 |
RBNZ Monetary Policy | ニュージーランド準備銀行 政策金利 | |
11日 | REINZ House Sales Jun | 6月 REINZ 住宅販売価格 |
Food Price Index June | 6月 食品物価指数 | |
12日 | Business NZ PMI Jun | 6月 Business NZ 製造業景況感指数 |
Retail Card Spending Jun | 6月 小売カード決済 |
ものかん
今週はRBNZ(Reserve Bank of New Zealand: ニュージーランド準備銀行=中央銀行)による政策金利の発表が予定されていますが、毎週このコメント欄を読んでいただけている皆さんなら予想がつくと思いますが、政策金利は今回も5.5%に据え置かれ、同時に「インフレ率が目標値に戻ることが確実なものにできるまでは現状を維持していく」という類のコメントがされると大方のアナリストが予想していますし、実際にこれまでの各種指標を見ても今のタイミングで利下げを行う事を強く正当化できる指標の動きも大義もない状態です。
今回の政策発表では「どうなるか」ではなく、会合において「どのようなコメントがされ、どのような熱量で話し合われたか」を記す議事録の内容により関心が集まると思ってよいでしょう。
またWestpac銀行チーフエコノミストのEckhold氏は、今後1ヶ月で発表される複数の指標を基にRBNZの金利政策スタンスの変更の有無が検討され、次回8月の金利政策会合で経済および政策金利の見通しが発表されるとしています。
これら1つ1つの経済指標の発表から、どのようなことが分かるのか? 個人の日常生活にどのようなインパクトを与えるのか?についてリストにまとめた下記記事も併せてご覧ください。
ニュージーランド経済指標リスト: 意味と生活への影響
ニュージーランドの経済を探る鍵となる主要な経済指標を英語と日本語で一覧にしました。これらの指標が何を意味し、日常生活にどのような影響を与えるか、ぜひチェックしてみてください。経済動向を読み解き、より賢い金銭計画を立てる手助けになります。
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