当ブログ「ニュージーランドのお金」では、
ソーシャルネットワークとして X(旧Twitter)@nznomoney を活用してニュージーランド在住の日本語話者およびニュージーランドでの生活や経済に興味のあるの読者の皆さんと日々つながっています。
本記事では、前週(月曜〜日曜)の1週間にXでブログ筆者 ものかん が発信した投稿の中から、気になったニュースや話題をあらためてピックアップしてまとめています。
主なテーマはニュージーランドと日本に関連のあるトピックまたはニュージーランド国内の以下の内容:
- 経済・仕事・社会
- 仕事・キャリア
- 暮らしや制度
- ちょっと気になったニュースや話題 など
ものかんが個人的に気になったことに、現地からのひと言コメントを添えたり、添えなかったり。
気軽に流し読みできる形でお届けしています。
「ちょっと気になる」「へ〜そうなんだ」くらいの感覚で、どうぞゆるっとお楽しみください。

気になる話題があれば、ぜひ「いいね」や「リポスト」等で教えてください。反応があると、すごく励みになります!
前週の注目トピック
今日サービスローンチしたニュージーランド発のFinTech 「Wedge Money」。普通預金より高利回り(年利4.00%)の貯蓄ファンドを提供
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) May 20, 2025
・いつでも引き出しOK
・FMA認可&信託保全あり
・数分で登録完了
だって。詳細は👇️https://t.co/g63F41w0Vr

元Fisher Fundsマネージャーが、元同僚らと共に立ち上げたWedge Management Limitedが2025年5月20日に消費者の貯蓄に新たな選択肢を提供するオンラインプラットフォームの運営を開始。金融サービスプロバイダーとしてFinancial Markets Authorityから管理投資スキームのライセンス(#FSP1008168)を取得・登録済みで、第三独立機関による監査、利用者のお金を自社資産口座とは分けるなど、「当たり前」ながら金融サービスプロバイダーとして重要な諸手続きはすべて整っているように見受けられます。
経済・金融・ビジネス
ニュージーランドではGDPの約70%をサービス産業が占め、その活動を指数化したPSI(サービス業活動指数)は3ヶ月連続で景気縮小。これから経済活動が鈍化する冬を迎えることも鑑みると、年内の急速な経済回復は期待薄か。https://t.co/xclEKangtT
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) May 20, 2025
ニュージーランド唯一のデパートがこの辺にあるハズなんだが一体どこなんだ?って話をNZ到着間もない頃Smith & Caughey's中を通り抜けながら話してたのも遥か昔の話。
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) May 23, 2025
オンラインストアの閉店が今月30日。実店の完全閉店・閉業が7月31日だそうです。https://t.co/O8Czfwo836

20日にサービス業の厳しさについて触れた投稿した3日後に、ニュージーランドで創業145年の節目を迎えていた老舗デパートメントストア閉業のニュース。これは単にコロナ禍を発端にしたCDB離れと低調なNZ経済の問題だけでなく、大型ショッピングモールとの競争、オンラインショッピングとの競争など購買チャンネルの多様化の波にのみこまれたというのが正しい見方なのかなと思います。
オークランドってNZ最大の都市なのにCBDに高層ビルが少ないの不思議に思いませんか?
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) May 23, 2025
実は「高さ制限」があるんです。ですが今後一部では無制限、その他CBD内でも最高20階(従来の倍)までOKに。
これにより中心部には今の4倍の住宅や企業が建てられる見込みとのこと。https://t.co/AtFfPQNJTd

文字制限もあり「最高20階(従来の倍)」と書きましたが、正確には72.5mまでOKで、それが20階建て相当になるということです。
また記事の論調は「従来の倍になるぞ!」ではなく、「20階建てじゃ不十分だろ!」という風です。
たしかに20階建てが増えても、シドニーやメルボルンには追いつけませんが、同時にインフラ整備も到底追いつかないでしょうから、先ずはCity Rail Linkとつなぎ合わせてCBDの活性化につなげる4倍増というのは妥当な線なのではないかと思えます。
オークランド市のPDF資料でCBDで事業を行う経営者および不動産投資家は目を通して、どのような詳細になっていてどのように街が変化していくのか少しでも把握すると良いかもしれません。
*高さ制限区域マップはPDF資料71ページ。
内モンゴル自治区フフホト市が実施した出生率向上政策が、ニュージーランドの大手乳業メーカーa2 Milkの株価を43%急騰させたとするニューズウィーク日本語版5月20日の記事。急騰は2月の話。確かにa2Milkは売上の70%が中国市場なので影響0とは言わないが、これどうなの?https://t.co/Moz3Z5XVSr
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) May 21, 2025
ニュージーランドの政策金利発表を来週28日に控え、多くの金融アナリストが現在の3.50%から0.25ポイント引き下げて3.25%になると予想。また、次々回の7月9日も0.25%の利下げを予想する意見が今のところ大半です。
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) May 23, 2025
先ずは28日の発表、皆さんの予想は?
仕事・キャリア
インタビュー集「アジア・太平洋地域で輝く女性たち」(PDF 全133ページ)
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) May 20, 2025
女性の起業家や海外で活躍する方々に焦点を当てたリアルな声を日本の内閣府・男女共同参画局が2016年にまとめたもの。
残念ながらニュージーランド発の話は0ですが、やる気充電には良いかも👇https://t.co/vqjBzgmgTZ

日本を含め、アジア・太平洋地域で起業または海外就職した女性68名にスポットを当ててまとめたPDF資料。この手の資料は海外で頑張ろうと思っている方や、そう思っていたけど少し元気がなくなってきたというような方にエネルギーを与えてくれるようなものだと思うので、海外での起業や就職などキャリアを意識している方はダウンロードして手元においておいても良いかもしれません。
企業名に誤りがありましたので訂正します
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) May 22, 2025
誤:T&G Trading
正:T&G Global
ちなみにT&G Globalはグローバルに青果を扱う企業=ワーホリさんらも応募可能なNZ国内の季節労働系ジョブもほぼ通年あるのでリンク貼っておきます。https://t.co/5c27V3dTz8

季節労働系ジョブ=フルーツピックングや選定などの仕事です。
5月26日に確認した時点では、オークランドのPukekoheで選別・品質チェックを行い、規格に合った商品を梱包・出荷するPacker/ Graderのフルタイムの仕事で募集がされていました。
ニュージーランド転職市場のリアルな実態
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) May 23, 2025
📢「辞め時」の常識 NZで生き残るマネー戦略
✅労働者865人の調査から見えた転職意識
✅ 給与が上がらないなら、それはリスク!?
✅ 転職成功のための戦略と判断基準
https://t.co/LG3GeeuQo4#ニュージーランドのお金 #ニュージーランド #NZ仕事

「石の上にも三年」──日本ですら「かつての常識」と言われるかもしれないような発想ですが、ニュージーランドにおいてはこの発想そのものが、ほぼ存在しないと言っても過言ではありません。
むしろ、「自分のキャリアを自分で選ぶ」「評価されない場所にとどまる必要はない」といった考え方が主流。
ニュージーランドでは、スキルの向上・報酬の納得感・働きやすさを軸に職場を見直すことが、ごく自然な行動とされています。
暮らし
【オークランドFranklin地区】7/1からごみ回収が税金制に。ごみ箱サイズで課税額が変動(80L/120L/240L)。標準は120Lが届けられるが、サイズ変更希望は6/30まで無料、7月以降は手数料$40。詳細は👇️https://t.co/1qyUZs1oQZ
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) May 19, 2025
【無料】5月24日(土) オークランドのManukauで1日限り、電化製品を無料廃棄できるようです。要持ち込み&受付品リスト有ですが大型・小型に関わらず殆どの家電を受け付けているので廃棄に困っている方は要チェック👇️https://t.co/QW9h8L5G4k
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) May 22, 2025
ご存知ですか?
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) May 23, 2025
オークランド図書館には言語: 日本語の蔵書が今現在8,928冊あります。子供向けの絵本から小説など多数。
例: 東野圭吾55冊、伊坂幸太郎47冊、村上春樹56冊、宮部みゆき78冊などなど。
今どきはオンラインでオーダーして自分が指定する最寄りの図書館に届くのを待つだけ。もちろん無料。 pic.twitter.com/nCJxIh6DYX

画像を見ればお分かりいただけるように、日本語文庫は日本語で検索できる場合が多々あります。が、検索できない場合もあるので、日本語で出てこなければ英語でも検索してみるとヒットするかもしれません。
JETROがオフィスを撤退したニュージーランドで業務委託を受け日本語対応チームもある会計事務所Baker Tilly Staples Rodwayによると、今年NZでは多くの人が所得税の減税対象となったにもかかわらず、納税者が支払う税金の総額は昨年よりも4.66%増加しているらしい。https://t.co/1Bq4Nz41HI
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) May 25, 2025
気になったネタ
東京からニュージーランドに来た人が良くも悪くも「ニュージーランドってマジ田舎」と感じるのは仕方ありません。なぜなら東京は都市圏人口ベースで世界一だから。
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) May 24, 2025
ニュージーランドどころか地球上に東京都市圏規模は他に存在しないので、貴方がたの“普通”は、地球規模で見たら異常レベルなのです。

この「ニュージーランドってマジ田舎」とはよく聞くセリフなので、私自身が東京出身で様々な国を出張や旅行で訪れているという経験も踏まえて国連やOECDの情報をベースに答えるという形で書いてみました。
人口規模だけで言うと、おそらく10年内にインドネシアのジャカルタやインドのデリーあたりには抜かれと思いますが、投稿の続きとして更にコメントを2つ書いたように、交通網の発達度などなどを更に評価軸として加えると10年後も世界一の状態が続いている可能性が高いと思います。
= 余談 =
東京に行ったことのないニュージーランドの人は人口や交通網の発達などを理由に都会シドニーにも増してロンドン圏は大都市だと主張される事がありますが、”都市圏としてのスペック”は比べることが気の毒に思えるほど東京圏の圧勝でおそらく8-10倍くらい上です。ちょっと調べてみても都市圏人口で約2.6倍。公共交通網で約8倍の駅数、コンビニ・レストラン・ショッピング・エンタメなど商業施設数は各項目でそれぞれ10倍以上。交通網については運行頻度や接続性、利便性などを加味するなら更に差は開くハズ。それほど東京は地球規模で見て異常なのです。
弁財天?偶然図書館で見かけたThe Lost Souls of Benzaiten。ハワイ生まれのケリー・ムラシゲによるデビュー作にしてNY公共図書館の「2024年ティーン向けベストブック」にも選出された作品だそう。日本文化とつながるので英語読書デビューに良さげ。表紙は@yutaonoda氏https://t.co/FXdZDIbfJo pic.twitter.com/HO4d1WgVWi
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) May 21, 2025

オークランド図書館(おそらく他の地域の図書館でも)で借りられるので興味がある方はぜひ。調べてみたらアマゾンでも販売されていたのでKindleで読みたい方はこちらで購入できるようです
酒井宏樹⚽オークランドFCでの軌跡を書いた記事。記者は日本人の妻をもつNZヘラルド🗞️シニアスポーツジャーナリストBurgess氏。盛り沢山な内容は記事を読んでほしいが、なるほど欧州での助っ人外国人は活躍次第で家族が受け入れられるかも決まってくるのか。厳しい。https://t.co/Ah2V6FgNSv
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) May 25, 2025
最後に
「今週のつぶやき」は毎週更新していきますが、Xでは日々つぶやいているので、ぜひフォローを!
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もしニュージーランドで巨大地震が発生したらどうする?
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) August 9, 2024
持っておくべきアプリは?
緊急避難場所は?
日本との違いは?
在留届は出しである?など
知っておくべきことをまとめてあります。https://t.co/vMyTxM4d6j