ニュージーランドの主な経済指標の発表スケジュールをまとめました。
2024年3月4日月曜日- 第10週は以下が予定されています。
ニュージーランド:主要経済指標カレンダー
4日 | Term of Trade QoQ Q4 | 第4四半期 貿易収支 (前期比) |
5日 | ANZ Commodity Index Feb | 2月 ANZコモディティ価格指数 |
6日 | GlobalDairyTrade auction (WMP) | GDTオークション (全粉乳) |
Building work Q4 | 第4四半期 建築件数 |
ものかん
先週、大注目されたニュージーランドの中央銀行、Reserve Bank of New Zealand(RBNZ: ニュージーランド準備銀行)による金融政策の発表は現状維持の5.50%と発表されました。
政策金利を現状維持にしたということは、利上げをせずとも今のままで行けば、タイムフレームにしている2025年末までには予定通りインフレ率を目標値に押し戻せると考えていると言うことです。
もっとも、追加利上げが必要になる可能性についても排除しておらず、インフレ率の低下速度をみながら、場合によっては第3四半期(7-9月期)あたりに0.25%の追加利上げをするかもね。という含みももたせています。Orr総裁は、会合の中で利上げの可能性も議論されたとも言っていましたしね。
住宅ローンや自動車ローンなどを組んでいる人で組み換えの時期が近づいている方は、改めて現在の金利水準が年内は維持されそうだということを念頭において検討されると良いかもしれません。
これら1つ1つの経済指標の発表から、どのようなことが分かるのか? 個人の日常生活にどのようなインパクトを与えるのか?についてリストにまとめた下記記事も併せてご覧ください。
ニュージーランド経済指標リスト: 意味と生活への影響
ニュージーランドの経済を探る鍵となる主要な経済指標を英語と日本語で一覧にしました。これらの指標が何を意味し、日常生活にどのような影響を与えるか、ぜひチェックしてみてください。経済動向を読み解き、より賢い金銭計画を立てる手助けになります。
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