2025年10月第43週 週刊X|経済・仕事・時事ニュース等つぶやきまとめ

当ブログ「ニュージーランドのお金」では、
ソーシャルネットワークとして X(旧Twitter)@nznomoney を活用してニュージーランド在住の日本語話者およびニュージーランドでの生活や経済に興味のあるの読者の皆さんと日々つながっています。
本記事では、前週(月曜〜日曜)の1週間 Xでブログ筆者 ものかん が発信した投稿の中から、気になったニュースや話題をあらためてピックアップしてまとめています。
主なテーマはニュージーランドと日本に関連のあるトピックまたはニュージーランド国内の以下の内容:
- 経済・金融・ビジネス
- 仕事・キャリア
- 暮らしや制度
- ちょっと気になったニュースや話題 など
ものかんが個人的に気になったことに、現地からのひと言コメントを添えたり、添えなかったり。
気軽に流し読みできる形でお届けしています。
「ちょっと気になる」「へ〜そうなんだ」くらいの感覚で、どうぞゆるっとお楽しみください。
ものかん気になる話題があれば、ぜひ「いいね」や「リポスト」等で教えてください。反応があると、すごく励みになります!
前週の注目トピック
ニュージーランドの皆さん。私たち「世界で5番目に裕福な民」と認定されてしまいました。しかしこれは不動産の高騰により膨らんだ見かけの資産💰不動産持ってないから関係ない😡と思ったあなた。金融資産だけで比べも 世界8位です😳不動産依存=借金も多い=脆い豊かさhttps://t.co/kYOZEIhEWs
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) October 21, 2025
ものかん「あなたがたは世界で5番目に裕福」と言われて「そうだね」と首を縦に振る人は少ないと思うほど国内ニュースは不景気による利下げ、失業率の高止まり、NZ人の豪州への出稼ぎ、物価高、倒産など負のニュースで溢れているのは言わずもがな。ニュージーランドが5位にランクしているのは不動産価格の沸騰が寄与して純資産を押し上げている事が主な理由なので、つまり同時に個人債務(ローンなどの返済額)も他国と比べて非常に大きい事を指しており、物価高と相まって家計が圧迫されている世帯が多く、首を傾げる層が多かったと思います。
今後ニュージーランドの都市部では中・高密度住宅の建築がより一層進む事が100%確実なので、個人的には、長期的には供給が増えて価格上昇圧力は過去に見られていたほどではなくなり、「どんな家も高値で手がでない」というような状況に改善が見られるのではないかと思っていますが、これに加えて、消費者物価指数のコアとなる食品価格を抑える(全国展開できる第三のスーパーマーケットの台頭など)ような構造の改革が必要で、この2つを実現できれば、生活の根幹である衣食住のうち現代社会で重要な「食と住」での支出を抑えてニュージーランドが真の豊かさを誇れる国に近づけるんじゃないかと思います。無論、中・高密度住宅の建築が進めば、インフラが追いつかないのでRatesの上昇は不可避ですし、第三のスーパーマーケットの台頭がいかに困難を伴うかは、何度もXで投稿したり、記事としても書いているので、言うは易しですけどね。
経済・金融・ビジネス
ウェリントンのUpper-Huttにあり、ハリウッド作品なんかも手がけた映像スタジオが売りに出たらしいがまるで記事広告。ローカル市場は小さすぎ、政府の支援なしではハリウッドも呼び込めない=もともと産業として成立していない。https://t.co/heEttdGDlv
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) October 21, 2025
12月4日にニュージーランド1号店がオープンするIKEA の親会社Ingka Investmentsが新たに北島の森林1万ヘクタールを購入。これで計約3万ヘクタールのNZ森林を所有。もちろん雇用で国に貢献し木材調達で自社を有利にしCSRでプレゼンスを確固たるものにする長期戦略の一つhttps://t.co/0GYPb5xr3q https://t.co/A9hHR3EN63
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) October 22, 2025
ものかんグローバル企業が小さい市場に進出してくるにあたり、チョロっと入ってくるのではなく、スタートと同時に市場を全てかっさらう勢いで、それでいて莫大な資本を複数店舗開業に投じることもせず三方良しの形で全方位を固めるのは非常にスマート。極めて合理的で周到な長期戦略だと思います。Ingka Investmentsはまだニュージーランドでは動きを見せていないものの、世界では大規模な再生可能エネルギー(一例:風力・太陽光・地熱・水力など)への投資を行っていることから、ニュージーランド政府との親和性も高く、遅かれ早かれ国内でも再生可能エネルギーからの電力調達も推進するであろう事が想像できます。
日本出張も有。求人:中古車販売・調達担当アソシエイトマネージャー◆パーマストンノース https://t.co/eWowuPR0CO #NZ求人 #ニュージーランドのお金 #ニュージーランド @nznomoneyより
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) October 19, 2025
2件追加しました。
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) October 19, 2025
一つは、非英語話者向けの英語教育と日本語教育を両方できる人材を探しているみたい。求人 日本語教育関連の求人情報まとめ◆2025年10月20日更新 https://t.co/795HZ8d4WO #ニュージーランドのお金 #ニュージーランド @nznomoneyより
求人:事業開発マネージャ‐輸出市場◆オークランド https://t.co/nHjlDeiJwe #NZ求人 #ニュージーランドのお金 #ニュージーランド
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) October 23, 2025
今週の求人は4都市から計9件。ホスピタリティ業界だけでなく、様々な業界から日本語または日本語関連スキルを求める求人が出ています。【今週のNZ求人まとめ】ニュージーランドの日本語・日本関連求人 10月24日版 https://t.co/eA69gexfxb #ニュージーランドのお金 #ニュージーランド @nznomoneyより
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) October 23, 2025
暮らし
インド人の両親を持つNZ生まれ、NZ育ちの18歳が不法滞在で強制送還。
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) October 21, 2025
生後5日で父が国外追放。5歳の時に母のビザ失効。NZ移民局はこの時何してた🤔
本人はNZに残り8歳で自分の状態を把握したそう。
この処置は国家運営的には良。人道的には悪。字面を読む限りこの子は犠牲者。https://t.co/bgbeYido3U
気になったネタ
Whittaker's の値上げなんて気にも止めなくなる異次元の板チョコ!さすがLindt。
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) October 20, 2025
Whittaker’s の値上げなんてたいしたことないと感じさせるマーケティング戦略「価格のアンカリング」を行ったかのような偶然。 https://t.co/gNrNkOni33
ものかんスイスに本社を持ちグローバル展開している企業Lindt & Sprungliなので、さほどの驚きはありませんでしたが、日本ではパートナーと組むのではなく、直接リンツ&シュプルングリージャパン株式会社 という法人を設立して事業を展開してるんですね。このドバイチョコも日本では2900円で販売しているようです。
https://www.lindt.jp/c/onlineshop/rmd/dubaistylechocolate
ちなみに、よりおいしく食べるために、
「カダイフの食感を感じていただくため、少し冷やして食べていただくとより一層美味しくお召し上がりいただけます。」
だそうです。
デカっ!世界最大のブルーベリーがニュージーランドで栽培開始されるそうです。はやければ来年の夏にはスーパーでお目にかかれるかもとのこと。https://t.co/XDOc90MUJZ
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) October 21, 2025
ものかん写真だけだと「これブルーベリーだよ」と言われないかぎり、パッと見ではプラムと言われても分からなさそうな感じですね。中心に種が入っていないのでしょうから、かなりデリケートに扱う必要がありそうですが、話題づくりには良いですし、もの好きとしては実際に食べてみたいですね。
意欲は良いけどお金あるのか?
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) October 21, 2025
それともNZ得意のYeah-Nah が間違ってYeahだけ切り取られたか😆日本の最新型=ガチの最新=高価すぎてNZ防衛予算では難しいイメージ。
ニュージーランド、新型艦に意欲 | 京都新聞デジタル https://t.co/7N0yrL04RE
え?😳ニュージーランドのNicola Willis財務大臣、まさかの新内閣発足前日に訪日🙄日本の政治情勢をまったく把握せずにきたのか、これが最善の「外交のタイミング」と思ったか⁉️ 結果オーライでも、日本側は純粋に迷惑だったろ。歓迎ムード作る事すら苦労した説https://t.co/lk4T1L8mjK
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) October 22, 2025
ものかん政治の世界はたいして詳しくもありませんが、上記2つのニュースは共に日本の新内閣発足前日に訪れて公式外交をしたという点において極めて特異な話で驚きです。NZ海軍司令官は、翌日小泉氏と交代になった中谷元防衛相(当時)との会談→辞める人に艦の購入意欲見せてなにがしたいんだ?って話で、まったくもって時間とNZ国民の税金の無駄遣い。Willis財務大臣は、たまたま交代がなかったもののの城内氏が正式に内閣入りしていない段階で何をどう話せると思っているのか?というほど、極めて非常識なタイミングだと思いますが、ニュースにならない=NZが小国であることを再認識するような事だったとすら思えます。
Willis財務大臣本人は経済を司るNZの大臣として民間企業の交流促進のみをFacebookに公表して、公式な外交活動について一切触れていないのは、本人も外交的に強い批判を受ける可能性を鑑みて責任回避の意図があるかもしれない。そう勘ぐりたくなるような一件でした。
https://www.facebook.com/NicolaWillisMP/posts/in-tokyo-meeting-with-japanese-investors-and-new-zealand-exporters-more-trade-an/1424280792601530/
最後に
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応えた質問は、下記のようにX上で答えと共に公開してます。
バイトってwww そんなバイトあるのかー😯#マシュマロを投げ合おうhttps://t.co/fmairFa2TA
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) June 25, 2025
マシュマロから応援メッセージをいただきました!
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) August 26, 2025
お名前を書いてくださっていたのでここでの公開は控えますが、S.Tさん、本当にありがとうございます✨
とても励みになります!…



