Deloitteニュージーランド企業ランキング 影響力を持つ200社

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毎年ニュージーランドで優れた業績を残した事業体を表彰するために、経営コンサルティングおよびプロフェッショナルサービス企業として、監査・税務・コンサルティングなど多岐にわたるビジネスサービスをグローバルで提供しているDeloitteが、Deloitte Top 200 というアワードを開催しています。

今年で34回目を迎えたこのアワードは、Best of New Zealand bussinessを把握する場としてのスタンスを備えた有益な情報ソースになっているのと同時に、ランクイン企業は財務情報の透明性と信頼性が高く、経営が健全であることがDeloitteにより「認められている」という考え方ができるため、就職や転職、取引先企業の選定、投資家としての有望株の発掘や株式投資、非上場企業への資本参入など様々な判断をおこなうキッカケとしても有益です。

Deloitte Top 200そのものは、年間最優秀企業や年間最優秀CEOなど受賞企業および受賞者の発表があるのですが、当ブログでは、ニュージーランド経済を動している企業を知り、それら企業がどのような業績をあげているのかにスポットを当てて紹介したいと思います。

Deloitte Top 200 はRevenue(売上高)ランキングをはじめ、以下の項目で順位付けがされています。

  • 税引後利益ランキング
  • 総資産額ランキング
  • 総資本ランキング

では先ず、ニュージーランドで最も売上をあげている企業をRevenue(売上高)ランキングで見てみましょう。
注:当ブログではDeloitte Top 200 のうち上位30社を取り上げますが実際200社が発表されています。

RevenueChangeEBITDAEBIT
20232022企業名業界売上高前年比(%)営業利益税引前利益
11Fonterra (NZX:FCG)製造‐乳製品24,5807.126531,777
22EBOS Group (NZX:EBO)医薬品13,37016.9621485
33Fletcher Building (NZX:FBU)建設8,469(0.3)846485
44Woolworths NZ小売 – スーパーマーケット7,9304.5566243
55Fulton Hogan建設6,64727.2721542
617Air NZ (NZX:AIR)航空6,330131.51313619
77Z Energyエネルギー6,00520.1380179
86Mainfreightt (NZX:MFT)物流5,6768.8852612
914BP NZエネルギー5,26863.8236169
109Foodstuffs NI小売 – スーパーマーケット4,2996.9246118
118Zespri農業‐果実4,116(6.0)339319
1218ExxonMobilエネルギー4,02348.2163126
1311Spark (NZX:SPK)通信3,8754.917231,219
1412Foodstuffs SI小売 – スーパーマーケット3,4133.18925
1513Warehouse Group (NZX:WHS)小売3,3391.425188
1616Silver Fern Farms製造‐食品加工3,27419.1300265
1710Meridian Energy (NZX:MEL)エネルギー3,222(14.7)472170
1821Mercury (NZX:MCY)エネルギー2,73028.7598242
1915Genesis Energy (NZX:GNE)エネルギー2,374(16.5)604345
2022Alliance Group製造‐食品加工2,24121.3148121
2120Contact Energy (NZX:CEN)エネルギー2,118(10.8)432208
22One NZ (旧Vodafonr NZ)通信1,955(0.4)884489
2325ANZCO Foods製造‐食品加工1,89616.2185156
2427Haier製造‐家電1,71115.1229121
2526Bunnings NZ小売1,6833.5203135
2628Toyota NZ製造-自動車1,67214.1133116
2730A2 Milk (NZX:ATM)製造‐乳製品1,59110.2219201
2824F&P Healthcare (NZX:FPH)医療1,581(3.7)431332
2929DatacomITサービス1,4922.513620
3034Oji Fibre Solutions製造‐紙1,46818.4221110
単位:NZ$100万
社名の後にNZXの表記がある会社は、NZ証券取引所上場企業を示し、英字3文字は証券コード
ソース:Deloitte Top 200 Index 2023

売上高が他を圧倒的にしのぐFonterraが1位ですが、これはFonterraが設立された1998年から不動です。

Fonterraは農家が運営している協同組合企業として主要産業の一翼を担い、組合員が生乳をFonterraに提供し、加工、製品の開発、販売までの幅広い活動を展開しています。日本でもJAグループが農業者が参加する農業協同組合としてネットワークを構築しているのと類似の形態ですね。

小売ースーパーマーケットは3社がランクインしていますが事実上はほぼ2社といって良いでしょう。なぜなら1社は4位にランクインしているWoolworths NZで、残りの2社は10位のFoodstuffs NI(北島)と14位のFoodstuffs SI(南島)です。
Foodstuffs2社を合算すると売上高は$7,712mとなり、Woolworths NZに迫る5位に位置づけられる規模です。

また中国の家電メーカーHaierが24位につけているのを見て意外に感じた方がいるかも知れませんが、Haierは2012年当時ニュージーランド唯一だった国産家電メーカーFisher & Paykelを買収し、2ブランド体制でニュージーランド市場に参入しています。

上記の売上高ランキングには、売上高以外にも営業利益(EBITDA)と税引前利益(EBIT)が記されているので、それぞれどのような意味を持つ数字なのかまとめておきます。

英語日本語訳用語の簡易説明
Revenue売上高企業が商品やサービスを販売して得た収入=企業の規模を表す指標とも捉えられる。
売上高が大きいほど、多くの商品やサービスを販売していると考えられ、成長性や将来性の評価となる。
EBITDA営業利益EBITDA= Earnings Before Interest, Taxes, Depreciation and Amortization
売上高から売上原価と販売費および一般管理費を差し引いたもの。
営業利益は事業活動によって得られた利益なので、「企業の稼ぐ力」を表す指標と捉えられ、非常に重視される数値。
EBIT税引前利益EBIT= Earnings Before Interest and Taxes
EBITDAから減価償却費を差し引いたもの。
財務基盤を表す指標。安定性や将来性を評価。

売上高が高くても利益率(=マージン=利ざや)が低かったり、成長戦略に資金を充てているなどの要因が絡まり、売上高が高い=利益も高いとは限りません。
税引後利益(Profit after tax)は、読んで字のごとく、税金控除後の利益なので、企業の純利益を表しており、税引後利益が大きいほど、多くの利益を上げているとして収益性や財務状況が評価されるランキングです。

ランク企業名業界利益額利益率
1Fonterra製造-乳製品1,2415.0
2Spark通信1,13529.3
5One NZ (旧Vodafon NZ)通信55728.5
6Mainfreight物流4267.5
7Air NZ航空4126.5
9Fulton Hogan建設3825.7
12EBOS Group医薬品2882.2
14Fletcher Building建設2543.0
15F&P Healthcare医療25015.8
16Zespri農業-果実2395.8
17Genesis Energyエネルギー1968.2
18Silver Fern Farms製造-食品加工1895.8
22A2 Milk製造-乳製品1459.1
23Contact Energyエネルギー1276.0
27BP NZエネルギー1172.2
30Z Energyエネルギー1081.8
31ANZCO Foods製造-食品加工1075.6
32Mercuryエネルギー1033.8
34Haier製造-家電1005.8
36Meridian Energyエネルギー952.9
39Bunnings NZ小売885.2
40ExxonMobilエネルギー842.1
41Toyota NZ製造-自動車845.0
42Woolworths NZ小売-スーパーマーケット761.0
44Alliance Group製造-食品加工743.3
52Oji Fibre Solutions製造-紙523.6
59Foodstuffs NI小売-スーパーマーケット451.0
77Warehouse Group小売300.9
136Foodstuffs SI小売-スーパーマーケット70.2
172DatacomITサービス– 2-0.1
利益額 単位:NZ$100万 利益率単位:%

30社の平均利益率は6.1%。 上位3社と下位3社の数字を除外した平均利益率は4.5%になります。
消費者からいつも高い高いと叩かれている感のある食品価格ですが、小売ースーパーマーケットは3社ともに、利益率が平均を大きく下回っている事が分かります。

他方、通信事業者のSparkとOne NZはともに突飛した高い利益率をあげています。
このブログで取り上げているのは売上高上位30社をベースにしているため、税引後利益ランク3位、4位など抜けがあるのは、売上高では30位に入っていない企業が税引後利益では30位以内にランクインしているということ。税引後利益ランク3位に入っているは通信事業者の2degreesだということも付け加えておきますが、同社は所有していた携帯通信基地局をConnexa社にNZ$620mで売却しているので、その利益が含まれてのランクインです。

総資産は、企業の規模を表す指標で、企業の成長性や将来性を評価することができますが、
総資産額が大きくても、活かしきれていなければ宝の持ち腐れにもなり得るため、企業の健全性や将来性を見る際の項目として単体での重要度が高いとは言い難い項目です。

企業の資産とは、企業が持っているお金や物、権利などのことを指します。
例: 現金・預金・商品・建物・土地・特許・商標・知的財産など

そこで、総資産利益率(ROA)という指標を用いて企業が総資産を効率的に活用して利益を上げているかどうかをはかります。ROAが高ければ、資産を効率的に運用できているため、利益を上げる力が強く、転じて経営状態が良好だという見方ができ、逆にROAが低い場合は、資産を効率的に運用できておらず、利益を上げる力が弱いと言う見方につながります。

Total assets 総資産ROA
ランク企業名業界総資産額前年比総資産利益率
1Fonterra製造-乳製品18,601(1.0)6.6
5Meridian Energyエネルギー10,0227.01.0
6Mercuryエネルギー9,419(2.2)1.1
7Air NZ航空9,19510.14.7
8Fletcher Building建設9,0817.82.9
10EBOS Group医薬品7,0111.14.1
13Woolworths NZ小売-スーパーマーケット5,9210.61.3
14Contact Energyエネルギー5,80812.42.3
16Genesis Energyエネルギー5,090(3.5)3.8
17Spark通信4,4827.026.2
18Fulton Hogan建設4,44217.19.3
19Z Energyエネルギー3,8627.82.9
20Foodstuffs NI小売-スーパーマーケット3,5434.01.3
21One NZ (旧Vodafon NZ)通信3,537(11.6)14.8
23Mainfreight物流3,44313.713.2
34BP NZエネルギー2,3084.05.2
35F&P Healthcare医療2,2054.611.6
41ExxonMobilエネルギー1,80234.15.4
42Warehouse Group小売1,769(4.9)1.6
44Oji Fibre Solutions製造-紙1,6475.73.3
46A2 Milk製造-乳製品1,612(6.1)8.7
47Haier製造-家電1,5740.76.3
53Foodstuffs SI小売-スーパーマーケット1,3993.40.5
58Silver Fern Farms製造-食品加工1,16112.017.2
65Zespri農業-果実1,019(24.5)20.1
73ANZCO Foods製造-食品加工88714.712.8
74Bunnings NZ小売8803.010.1
82Alliance Group製造-食品加工79712.89.8
84DatacomITサービス7942.2(0.3)
97Toyota NZ製造-自動車6446.713.5
総資産額 単位:NZ$100万 前年比単位:% 利益率単位:%

65位にランクインしている、キウィフルーツでおなじみのZespri社を見ると、資本額が前年比-24.5%と大幅に減少しているにも関わらず、高いROAになっています。

実際のところはわかりませんが、一般的にこのような数値になるのは、不採算事業から撤退(売却)や、不良債権の処理などをしたことによる資本の減少と、需要の拡大と物流の効率化等によるコスト削減による効率性の向上などが推測できます。

ランキング最後は「Total equity:総資本」。企業の株主が持っている資本の合計額です。
語弊を恐れずに言うなら、総資本が大きい=バックに金持ちが控えている。という感じのニュアンスにもなるかと思います。自分の(企業の)お金ではないが、当てにできるお金なので資金繰りに困りにくい。みたいな感じ。

資金繰りに困りにくい=安定した財務基盤を有していると評価されるのが総資本です。

先ほどの「Total asset:総資産」と、今回の「Total equity:総資本」は特に日本語だと似たような言葉ですが、似て非なるものなので、違いを簡単にまとめておきます。

EquityAsset
意味企業の純資産企業の資産の総額
帰属先企業の所有者(株主)企業
構成要素資本金、資本剰余金、利益剰余金、評価差額金現金、現金同等物、有形固定資産、無形固定資産、投資、流動資産、固定資産、繰延資産
Total equityROEDebt to
equity
ランク企業名業界総資本額自己資本利益率負債比率
2Fonterra製造-乳製品7,96816.71.3
3Meridian Energyエネルギー5,9871.70.7
5Mercuryエネルギー4,8492.10.9
8Fletcher Building建設3,6776.81.5
10Contact Energyエネルギー2,8044.51.1
11EBOS Group医薬品2,50911.81.8
12Genesis Energyエネルギー2,4068.21.1
13Woolworths NZ小売-スーパーマーケット2,2423.41.6
15Air NZ航空2,07921.93.4
16Fulton Hogan建設2,02620.91.2
17Spark通信1,94066.51.3
22F&P Healthcare医療1,75314.60.3
23Mainfreight物流1,72727.01.0
26Z Energyエネルギー1,3807.91.8
29A2 Milk製造-乳製品1,15012.40.4
31Foodstuffs NI小売-スーパーマーケット1,0744.32.3
40Haier製造-家電84212.70.9
43Silver Fern Farms製造-食品加工80425.50.4
46Oji Fibre Solutions製造-紙7796.91.1
52BP NZエネルギー66014.42.5
69ExxonMobilエネルギー45120.53.0
70Alliance Group製造-食品加工44817.90.8
74Warehouse Group小売4037.33.4
77ANZCO Foods製造-食品加工39231.51.3
81Foodstuffs SI小売-スーパーマーケット3691.82.8
85Zespri農業-果実32374.02.2
97Toyota NZ製造-自動車25735.91.5
100DatacomITサービス230(0.9)2.5
151One NZ (旧Vodafon NZ)通信7793.644.8
197Bunnings NZ小売(4)488.5207.1

売り上げランキングでは30位以内に入らなかった企業が総資本ランキングでは、ダントツの1位につけています。その企業は日本からニュージーランドに移住してきた人なら誰もが一度は利用したことがあるであろう企業です。お分かりでしょうか?

答えは、Auckland Airport (NZX:AIA)。
総資本額 NZ$8,378mと2位のFonterra (NZX:FCG)にNZ$400mの差をつけています。

また、この総資本ランキングには、「ROE」と「負債比率」という2つの数字が付随しているので、それぞれの意味を簡単に解説しておきます。

ROE自己資本利益率ROE = Return On equity
自己資本の効率を表す指標。
率が高いほど、少ない自己資本で多くの利益を上げることができると考えられる。
Debt to equity負債比率総負債の割合で、財務体質を表す指標。
比率が低いほど、自己資本で事業を行っており、財務体質が健全と考えられる。

このランキングを見て、はじめに目をひかれたのが「総資本」ランキング197位のBunnings NZ。
総資本が‐NZ$400万ドル。ROE488%。負債比率207%と、この3つだけ見るともう相当に経営が苦しい状況だと考えられます。

総資本がマイナスとは、資産総額が負債総額を下回っているという事であり、資金繰りに困っている状態です。ROEはNZ$1に対してNZ$4.88ドルの利益を生み出しているという事でこれは非常に高い収益性だと言えますが、負債が自己資本の2.07倍もある(=負債比率207%)ということで、利益をすべて負債の返済に充てているに近い状況が考えられます。

一言で表すなら「借金まみれで首が回らない」です。

負債比率が改善しないと破綻(同社は豪州企業なので売却して撤退)に向けて待ったなしなので、当然Bunnings Warehouseは事業計画を見直して収益性を向上させ、資産を売却、事業規模の縮小などを行い、借入金の返済を早めるなど改善に乗り出しているだろうと思いましたが、2023年11月28日付のNZ Herald記事によると、同社の決算書には、借金はホールディングスからの会社間融資&無利子・無担保であることや、ローンの返済は1年間要求しないこと。さらに事業を継続するのに十分な余剰資本がない限り、ホールディングスが融資を回収しないことも記載されているそうです。なるほど。資金繰りで慌てる必要はあまりなさそうです。

最後にDeloitte Top 200にランクインした全200社の数字をまとめて全体像を見てみます。

20232022
総売上高2293億1300万+12.4%2040億5800万
EBITDA:営業利益323億3000万+8.1%299億1700万
営業利益率(EBITDA総額/総売上高)14.1%-0.6%14.7%
税引き後利益総額118億1700万+4.0%113億5800万
純利益率(税引き後利益/総収入)5.2%-0.4%5.6%
総資産2981億5900万+4.9%2841億9600万

この全体像から、ニュージーランド経済を牽引している企業200社は、前年と比べて売上高や営業利益を拡大させた一方で、原材料費や人件費の上昇、運転費用の増加、競争の激化などにより、営業利益率や純利益率が減少したことが分かります。

また総資産が増加していることから、新らたな投資や事業拡大を行っているであろうことが推測できますが、今回の200社がニュージーランドを代表する大企業群であることを考慮すると、4.9%増というのは小さくも感じられます。それだけインフレ率と目標値の乖離や、政策金利の高止まりなど景気の先行き不透明感が拭えないといったところでしょうか。

Deloitte Top 200は一般公開されており、誰でも下記のリンクから200社のリストを見ることができます。

下記、公式サイトのリンクは、PDFで用意されているインデックスへの直リンクです。
Deloitte Top 200のトップページを閲覧希望の方はこちらのリンクをクリックしてください。

Deloitte Top 200 ‐ Top 200 Index

また、今回ご紹介した上位30社の中に金融機関が一切ランクインしていないことに疑問を感じた方は鋭いです。

金融機関はTop 200 Indexとは別に ”Top 30 Financial Institutions Index”というIndexでランク付けがされています。

ニュージーランドで一般の個人向けサービスを提供していない三菱UFJ銀行(英名:MUFG Bank)がTotal assets:総資産ランキングで10位にランクインしているのが印象的。

そして、もう一つ別枠としてマオリのビジネスをランク付けする”Top 10 Māori Business Index”があり、こちらもTotal assets:総資産ランキングになっています。

Deloitte Top 200 ‐ Top 10 Māori Business Index

マオリビジネスと聞くと、ピンとこない方も居るかと思いますが、例えば1位のNgai Tahuは、投資や農業、不動産、漁業、観光と様々なセクターで事業を展開しており、わかりやすく観光セクターを取り上げても、All Blacks ExperienceやShotover Jet、Agrodome、Franz Josef Glacier Guidesなど、ニュージーランドに住んでいるなら知らない人のほうが少ないと思える有名なアクティビティを運営しており、日本人スタッフも多く雇用していますし、NZ最大の老人介護施設Ryman HealthcareもNgai Tahuの事業です。

また、Ngai Tahuは破産寸前だった時期に、親交のあった在京の山田マサシ氏から数百万ドルを借りて事業再生に成功し今に至る経緯から、山田氏へ最大限の敬意をはらい自社サイト上で山田氏との一連のストーリーを紹介しているほどです。

Deloitte Top 200で用いられている英語の日本語訳およびその意味をまとめておきます。

英語日本語簡易説明
Revenue売上高企業が商品やサービスを販売して得た収入。
企業の規模を表す指標。成長性や将来性を評価。
売上高が大きいほど、多くの商品やサービスを販売していると考えられる。
EBITDA営業利益EBITDA= Earnings Before Interest, Taxes, Depreciation and Amortization
売上高から売上原価と販売費および一般管理費を差し引いたもの。
営業利益は事業活動によって得られた利益。企業の稼ぐ力を表す。
EBIT税引前利益EBIT= Earnings Before Interest and Taxes
EBITDAから減価償却費を差し引いたもの
利益の総体を表す指標。収益性や財務状況を評価。
税引前利益が大きいほど、多くの利益を上げていると考えられる
Profit after tax税引後利益EBITから法人税などを差し引いたもの。税金控除後の利益。
企業の純利益を表す指標。収益性や財務状況を評価。
税引後利益が大きいほど、多くの利益を上げていると考えられる。
Total Asset総資産額企業が所有するすべての資産の合計額
規模を表す指標。企業の成長性や将来性を評価。
総資産額が大きいほど、多くの資産を保有していると考えられる。
ROA総資産利益率ROA = Return On Assets
総資産から得られた利益の割合
資産効率を表す指標。営業利益と合わせて収益性を評価。
ROAが高いほど、少ない資産で多くの利益を上げることができると考えられる。
Total Equity総資本企業の所有者(株主)が持っている資本の合計額
財務基盤を表す指標。安定性や将来性を評価。
総資本が大きいほど、安定した財務基盤を有していると考えられる。
ROE自己資本利益率ROE = Return On equity
総資本から得られた利益の割合
自己資本の効率を表す指標。営業利益と合わせて収益性を評価。
ROEが高いほど、少ない自己資本で多くの利益を上げることができると考えられる。
Debt to equity負債比率総負債の割合
財務体質を表す指標。安定性や将来性を評価。
負債比率が低いほど、自己資本で事業を行っており、財務体質が健全と考えられる。

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