人生最大の買い物といえば不動産購入。オークランドで不動産の購入を検討している方はもちろんのこと、現在お住まいの住居や職場などに洪水・浸水リスクがあるかどうかを無料で確認する方法を画像付きでご紹介します。
自然災害のリスクを知ることで大切な資産を危険に晒すリスクを抑え、より良いニュージーランド生活を送りましょう。
![みっきー](https://nznomoney.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
そうは言っても、オークランドはニュージーランド最大の商業都市。
洪水なんてレア災害。わざわざ確認する必要ありますか?
オークランドの自然災害 発生件数 No.1 は洪水
オークランド市の機関 Auckland Emergency Managementはオークランドで生じる自然災害のうち、もっとも発生頻度が高いのは洪水だと述べており、また、Environmental Health Intelligence New Zealand (EHINZ)によると、ニュージーランド全体でも同様に洪水が最も多い自然災害とのことです。
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うーん。。そう言われると急に不安になってきました。
我が家は大丈夫でしょうか?
Auckland’s Hazard Viewer
オークランドにあるお住いが、洪水災害にあうリスクがどれほどあるのかを調べるのは簡単。
オークランド市が自然災害リスクをマップ上に落とし込んで「見える化」したAuckland’s Hazard Viewerをネット上に公開しているんです。
しかも、嬉しいことに登録等の面倒な手続き一切不要で誰でも即アクセス可能!
では、早速みていきましょう。
こちらからAuckland’s Hazard Viewerを表示し、「Flooding」タブをクリック。
![](https://nznomoney.com/wp-content/uploads/2023/02/795316b92fc766b0181f6fef074f03fa-1024x433.jpg)
Floodingの画面に切り替わったら地図の左側にある「虫めがね」アイコンをクリック。
入力枠が表示されるので、そこに調べたい住所を入力して、もう一度「虫めがね」アイコンをクリック
![](https://nznomoney.com/wp-content/uploads/2023/02/2b530e80c7d0de90885e285c5d798063-1-1024x443.jpg)
今回は例として、University of Auckland Epsom Campusの所在地 (74 Epsom Avenue, Epson, Auckland)を検索してみました。
すると、地図が74 Epsom Avenue, Epsom周辺にズームされ、水色または青色がかったエリアがでてきました。
![](https://nznomoney.com/wp-content/uploads/2023/02/image-1-1024x445.jpg)
色の意味合いはこの様になっています。
- 水色=Flood Plains: 氾濫原
- 青色 = Flood Prone Areas :洪水が発生する傾向にある地域
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水色の氾濫原ってどういう意味ですか?
川から水が溢れ出てくるとかそういうこと?
オークランド市は、水色で表している氾濫原を「100年に1度」レベルの暴風雨に見舞われた場合に、河川や地表の洪水によって覆われると予測される地域と定義しています。
「100年に1度」レベルの暴風雨・・・と言われると、一寸、無視して良いレベルじゃないかと思いがちですが、気候変動が叫ばれている昨今、どうなんでしょう。
洪水は大雨が排水システムの能力を上回ったときに起こります。Auckland’s Hazard Viewerで色がついていない土地・地域でも、洪水が発生する可能性があるということだけはお忘れないように。
2023年の1月末と2月上旬に立て続けにオークランドを襲った大雨とサイクロンは、「200年に1度」レベル」と表現されていたのが記憶に新しい方も多いと思います。
強風、海岸浸水、火山、津波、地震のリスクも把握しておこう
ここまで書いてきたように、Auckland’s Hazard Viewerを使えば誰でも簡単にお住まいの地域や職場、または不動産購入を検討している地域などの洪水リスクを知ることができますので、活用してみてください。
しかも、Auckland’s Hazard Viewerは洪水リスクを把握するだけじゃないんです。
強風、海岸浸水、火山、津波、地震のリスクに加え、過去に起きたトルネードや地すべりなども地図上で「見える化」されていますので、各項目のタブをクリックして確認してみてください。
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