[起業] 受講無料: 女性のためのビジネスプランニングコース2023

仕事

オークランドの2つの自治体 (Albert-EdenおよびPuketāpāpa)が非営利団体 Kāhui Tū Kaha に協賛して無料開催される「Women’s Business Planning course 2023」が3月7日から始まります。

ものかん
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主催のKāhui Tū Kahaは1973年に設立されており、社会的に立場の弱い人々を健康面を含め様々な視点から支援する非営利団体という位置づけのようです。 2017年に団体名をAffinity ServicesからKāhui Tū Kaha に変更していますが、非営利団体として求められている情報開示はウェブサイト上できちんと行われており、また行政とも協力体制にあることがネットを検索するとわかります。

このコースは、女性のスモールビジネスおよび在宅ビジネス起業への意欲を支援し、ウェルビーイング(wellbeing=幸福で健康的・精神的・社会的にも満たされた状態)を高める事を目標だそうです。

ブローシャーに描かれているイラストからは、 それぞれの参加者もつ起業のアイデアを起点に、下記のポイントを抑えつつビジネスプランニング(事業計画)を学んでいくイメージができますね。

  1. 3C分析 – Customer(市場、顧客)」「Competitor(競合)」「Company(自社)
  2. どうマーケティングしていくのか
  3. 現実的なオペレーションの構築
  4. ファイナンスは絵に描いた餅になっていないか
  5. テスト手法と結果を受けての修正
  6. 実際の事業立ち上げ
ものかん
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推測だけでご紹介すると、「全然違うじゃん!」とお叱りを受ける可能性もあるので、主催者に連絡を取り、どんな講義内容なのか直接聞いてみました。その返答が以下です。

  • 全4セッションを通じてビジネスプラン作成のさまざまな側面に焦点を当てた、プレゼンテーションとディスカッション
  • 各セッションの後、参加者は与えられたタスクをこなし、また次週に向けて計画を進める

内容を聞いているのに具体的に語らないのはいかにも、この国らしい返答だと思っちゃいましたが、ただ、参加者は起業を考えている以上、当然やる気あるよね? 受け身じゃないよね?というメッセージはバシッと伝わりました。セッションは1回あたり1時間なので、家で考え、まとめたものをプレゼンし、議論してブラッシュアップしていく感じですかね。

ユニークな参加条件

受講に興味を持った方がコース内容以外で唯一、気になるとすれば、ここだろうなと思う、参加条件が1つあります。

参加は女性(She/ Her)であれば誰でも可能なのですが、条件としてGPの名前とNHI番号の提出が求められているんです。

ものかん
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GP(かかりつけ医)の病院名と、処方箋なんかに記載されてる個人のNHI番号が必要ってなんで?意味不明?と思ったので、これもKāhui Tū Kahaに直接問い合わせて受けた返答が下記になります。

Kāhui Tū Kahaは健康支援を行う団体なので、受講者が講義中に心身に不調をきたした等の緊急事態が発生した時に適切に対応するためであり、それ以外の目的で使用されることはない。

受講を検討される方はNZの行政機関がKāhui Tū Kahaと協業している事がわかる記事リンクも貼っておくので、判断材料にされると良いかも知れません。

登録方法

直接Kāhui Tū Kahaに問い合わせた際、参加申し込みフォーム(PDF)を受け取っています.

ダウンロードして記入した申請フォームをKāhui Tū Kahaの担当者Marion Flowerさん(Marion.Flower@kahuitukaha.co.nz )宛にメールを送信してください。

また任意で参加希望者のビジネスプランや抱負、講座に望むこと等をこちらのフォームに記入してもらえると、ファシリテーターが内容を見て関連性の高い情報を提供するよう努めるとのことです。

遠隔地からの参加の可否

オークランドに住んでいないから会場に行けないけど、参加したい という方は、Kāhui Tū Kahaの担当者Marion Flowerさん(Marion.Flower@kahuitukaha.co.nz )にメールで問い合わせください。

協賛がオークランドの地方自治体なので、地域の条件があるのかも知れませんが、ブローシャには「Invite to all Women」と記されていますし、アレンジすればZOOMでの参加も可能というニュアンスのことも書かれています。

ものかん
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事業計画書を書くと、自分の目的や起業アイデアの強みや弱み、誰が競合で誰が顧客になるのか、どう売っていくのか、資金は本当に足りているのかなどを書き出すことで、計画書をもとに事業が立ち上げたあとも、うまく行っているのか否かなどを見える化することができます。

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