当ブログでは、日本語必須・有利または日本の技術・知識・経験が求められているニュージーランド国内の求人広告を独自に統計をとり、またその一部をご紹介しています。
しかし、これらに該当する求人の中には当ブログの統計・紹介基準を満たせずに反映させていないものもあり、また基準外の求人のなかにも、疑問符は残るが書き方等の問題かもしれない。というものもあります。
ここでは「基準外求人」と称して、統計には加えない求人であっても、読者に判断を委ねるべき求人について、注意点を記載してご紹介したいと思います。
求人原文
本稿では求人内容の日本語化を行っておりません。
下記のスクリーンショットを見て求人に興味を持たれた方はここから求人の英語原文をご覧ください。
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掲載元:Indeed
掲載日:20 February 2025
求人主: Han ZHENG T/A Fone Mate
ポジション: Chefs – Kawakawa Sushi and Donburi
勤務形態: Full
勤務地:Whangarei, Northland
給与: 記載なし
求人主サイト:https://www.fonematenz.co.nz
締切日:記載なし
就業開始日: 記載なし
求められている日本(語)に関連した能力
原文まま: Experience in a specific type of cuisine with Japanese
*当ブログでは、求人タイトルや業務内容から「Sushiや丼物の調理経験」 という意味だと推測しますが正確なところは不明。
当ブログで基準外とした理由と、ここでご紹介する理由
基準外とした最大の理由
求人主(Han ZHENG T/A Fone Mate)と、
就業先として記載されている企業及び店舗(Kawakawa Sushi limited)の関連性が極めて不透明。
- 求人主と就業先の関連性がネット上では一切見つからない
- 求人主が併記している屋号 Fone Mateというビジネスサイトは確認できるが、サイトに記されているFone Mate NZ Ltd.という会社登記はニュージーランドにない
- Fone Mateサイト内の”About”ページがテンプレートのままで情報が一切ない
- 勤務地をWhangareiとしてあるが、KawaKawa Sushiは、名前のとおりKawaKawaに店舗があり、また求人主のFone MateはHastingsの住所がサイトに記されていて、Whangareiにつながるものがない
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ご紹介する理由
この求人広告に安易に応じるのは止めたほうが良い。
Kawakawa Sushi Limitedは事業体として2016年からニュージーランドに登記されていますし、KawaKawaで店舗を経営していることも確認がとれます。
しかし、この広告はKawakawa Sushi が出稿したものではなく、求人主として掲載されている人物と事業体には上述したとおり疑問を感じる部分が多いです。
応募するかどうかの判断は慎重に
それでも求人内容に興味を持たれた方は、この求人広告に応じるのではなく直接KawaKawa Sushiに連絡を取り、本当に求人募集をしているのか?勤務地はWhangareiなのか?等を問い合わたうえで個人情報(=CV)を提出するかどうか判断する事をおすすめします。
リンク:求人の英語原文
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