当ブログ「ニュージーランドのお金」では、
ソーシャルネットワークとして X(旧Twitter)@nznomoney を活用してニュージーランド在住の日本語話者およびニュージーランドでの生活や経済に興味のあるの読者の皆さんと日々つながっています。
本記事では、前週(月曜〜日曜)の1週間 Xでブログ筆者 ものかん が発信した投稿の中から、気になったニュースや話題をあらためてピックアップしてまとめています。
主なテーマはニュージーランドと日本に関連のあるトピックまたはニュージーランド国内の以下の内容:
- 経済・仕事・社会
- 仕事・キャリア
- 暮らしや制度
- ちょっと気になったニュースや話題 など
ものかんが個人的に気になったことに、現地からのひと言コメントを添えたり、添えなかったり。
気軽に流し読みできる形でお届けしています。
「ちょっと気になる」「へ〜そうなんだ」くらいの感覚で、どうぞゆるっとお楽しみください。

気になる話題があれば、ぜひ「いいね」や「リポスト」等で教えてください。反応があると、すごく励みになります!
前週の注目トピック
ニュージーランド司法がUberドライバーを「従業員」と判断しUberは不服・上告。
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) July 9, 2025
司法判断は労働者保護に見えるけどギグワークの特徴
👉️好きな時に働ける自由
👉️副業でもできる柔軟性
等が失われかねない。
新たな「立場」を創設しないと働き方の選択肢が狭まるかもhttps://t.co/sa28niDVAZ

実のところ、Uberは世界中で同じように「ドライバーは従業員か、それとも個人事業主か?」をめぐる訴訟を数多く抱えています。
Uberから強い影響・管理を受け、Uber一社に労働時間の大半を費やし、収入の大部分をそこから得ている状況下では、もはや「個人事業主」と「従業員」の違いは補償の有無だけと言え、ニュージーランドを含め訴訟が起きている各国の司法はこの実態から「実質的に従業員に近い」と判断するケースが増えているのが現状です。
個人的にこの流れは一部の該当者に対しては正しいと思っているのですが、ただUberを含めたギグワークプラットフォーム提供事業者が抱える最大のジレンマなんじゃないかとも想像しています。
ギグワークプラットフォーム=個人間取引をスムーズに行えるようにマッチングする場(プラットフォーム)で、このサービスを提供するにあたっての最大の障壁は信頼できるか否かです。
そのプラットフォーム運営が、副業する人を管理すれば“雇用”と見なされ、管理しなければ“信頼できないサービス”になるリスクが高い。
要するに副業としての「自由」な小遣い稼ぎから始まったギグワークプラットフォームは、その自由を保障する仕組みを持たないが故に、現行のままでは破綻する可能性が高い状況かなと思います。
「自由に働けること」と「社会的保護」は両立できるのか?という問への答えが、Yesならモデルの変化が必要。Noならモデルの破綻。
ビジネスモデルとしての岐路に立たされていて、全てのギグワークがこれに該当するわけではないものの、どちらに転んでも事業者とプラットフォームを利用する人々、そして社会に小さくない影響をおよぼすことになるかと思います。
経済・金融・ビジネス
去年8月から下がり続けたNZの政策金利ですが、今回は大方の予想通り3.25%のまま据え置かれました。
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) July 9, 2025
以前コメントしていたとおり、今回は意図して据え置くというよりも身動きとれず据え置いたという方が正確性が高い。遅かれ早かれ2%台までは下げるだろうというのが今の個人的予想。 https://t.co/13FwVGH3xO
キウイやニュージーランド在住歴の長い人ならまず間違いなく知ってる、築162年の超アイコニックホテル「Cardrona Hotel」が不動産業者ナシで売りに出されている。https://t.co/1JQ5ZqPbOy
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) July 9, 2025
ニュージーランド発のコーヒーリキュールブランドJumping Goat。日本にももう入ってるらしく、調べたら日本は3,200円で買えるけど、発祥・製造地NZでは$56(=5,000円超)ってこの価格差…
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) July 9, 2025
グローバル展開の価格戦略練られてないよね。考え直した方が良さそう。https://t.co/oKJSQBATMM pic.twitter.com/dKISBQO5HC

Jumping Goatが日本でどのような輸入契約を結んでいるかは定かではありませんが、少なくとも価格管理が適切に行われていないことは明らか。
為替や物流、関税・酒税などのコストを考慮しても、日本の販売価格がニュージーランド本国より大幅に安いのは整合性を欠き、結果的にブランド価値を損なうリスクが高い。
ニュージーランドのダイソーは本社直営じゃなくて正規代理店が運営してるのに、このプレスリリースはまるで大創産業が自ら出店したみたいな書き方。
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) July 9, 2025
普通はブランド進出と事業進出って分けて書くよね?
まさか代理店の権利買い戻して、直営に切り替えた?https://t.co/ICgTcHMtgx
仕事・キャリア
暮らし
初耳😳NZでは飲酒運転→免停=OUTではなく、毎回酒気帯び検査しないとエンジンがかからない「アルコール検知器付きの車」しか運転できない特別免許になり、そこから普通免許復活への道をたどるAlcohol Interlockプログラムという制度があるんだって。https://t.co/zr5o1ReYTk
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) July 7, 2025
ニュージーランド政府による子育て支援FamilyBoostの新たな分配方法が発表。
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) July 7, 2025
✅ 保育料補助が25%→40%に
✅ 最大補助は週75ドル→120ドル
✅ 世帯年収上限も18万→約22.9万ドルに引き上げ
✅ 7月以降の保育料が対象、10月から請求可能https://t.co/IjGmPIPY3K https://t.co/PxT2lBnPRP
【2025年7月施行】NZの預金者補償制度とは?
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) July 11, 2025
「もし銀行が破綻したら、自分の預金はどうなる?」
最大10万ドルまで補償される仕組み=DCS(預金者補償制度)がついに始まりました。
SharerisesやKiwiSaverは対象?信託構造とは?
わかりやすく解説しました👇https://t.co/12BbFYSKO4…
気になったネタ
今年もニュージーランド ポッドキャストアワード2025のエントリー受付が開始。
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) July 7, 2025
去年の受賞はこちら。https://t.co/X9eKhIxNJP
ニュージーランド政府のCovid-19対応全体を、王立調査委員会(Royal Commission of Inquiry)が第三者の立場から徹底的に評価・検証するための国家レベルの調査プロセス。第2フェーズとして市民の証言を通じて、ロックダウン・ワクチン政策・意思決定プロセスなどを検証開始https://t.co/NucORAa5qd
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) July 7, 2025
ニュージーランドのフィンテック系スタートアップス30社を集めたイベントがオークランドである。金融機関はもとより、エンジェル投資家やベンチャー企業への就職・転職を狙う人にとっても中の人とつながる良い機会https://t.co/jU8dKUU5e7
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) July 9, 2025
「持続可能な世界の実現に向けて活躍できる人材を育てる」を標榜に掲げYear5 〜13まで一貫教育を行うGreemSchool というのがニュープリマス郊外にあるんだって。https://t.co/EC0OH8nFQj
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) July 4, 2025
最後に
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バイトってwww そんなバイトあるのかー😯#マシュマロを投げ合おうhttps://t.co/fmairFa2TA
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) June 25, 2025
