当ブログ「ニュージーランドのお金」では、
ソーシャルネットワークとして X(旧Twitter)@nznomoney を活用してニュージーランド在住の日本語話者およびニュージーランドでの生活や経済に興味のあるの読者の皆さんと日々つながっています。
本記事では、前週(月曜〜日曜)の1週間にXでブログ筆者 ものかん が発信した投稿の中から、気になったニュースや話題をあらためてピックアップしてまとめています。
主なテーマはニュージーランドと日本に関連のあるトピックまたはニュージーランド国内の以下の内容:
- 経済・仕事・社会
- 仕事・キャリア
- 暮らしや制度
- ちょっと気になったニュースや話題 など
ものかんが個人的に気になったことに、現地からのひと言コメントを添えたり、添えなかったり。
気軽に流し読みできる形でお届けしています。
「ちょっと気になる」「へ〜そうなんだ」くらいの感覚で、どうぞゆるっとお楽しみください。

気になる話題があれば、ぜひ「いいね」や「リポスト」等で教えてください。反応があると、すごく励みになります!
前週の注目トピック
「ニュージーランドの人ってホント働かないっすよね😮💨」とはよく聞く話ですが、私の実感だとこんな感じ。
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) May 17, 2025
40%が仕事してるフリだけの層。40%は真面目だけどスキルや判断等に課題のある層。残り20%が責任感や問題解決力、行動力等をもち企業を引っ張れる層。…

住んでいるのがニュージーランドなので、「ニュージーランドの人って~」となるのでしょうが、実際のところ割合の増減はあれど、どの国でも、どんな集団でも、優秀・平均・下位の層が自然と生まれます。
なので、「働かない人が多い」と感じるときは、愚痴るよりも、自分の環境をより優秀な人材が多そうなところに変える努力をした方がストレスも少なく建設的だといえます。
経済・金融・ビジネス
既にニュージーランドの移民人口数No.1になっているインドですが、インドとニュージーランドを結ぶ直行便を2028年末までに開設する方向でニュージーランド航空とエア インディアが動いているんだそう。https://t.co/hbi6QUBZYp
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) May 12, 2025

両航空会社はムンバイで覚書を締結。これにより、デリー、ムンバイ、バンガロール、チェンナイなどのインド主要都市から、シドニー、メルボルン、シンガポール経由で、オークランド、クライストチャーチ、ウェリントン、クイーンズタウンなどニュージーランドの主要都市への接続が可能となり、また(現在はない)直行便の実現に向けても条件付きで合意に達しているようです。インドは高成長&巨大市場なので、そこに直接つなげるアクセスの整備はニュージーランドにとって人材流入、観光増加、投資増加、ビジネス増加など全方位で重要な基盤になり得ます。
本日発表されたニュージーランド年間移民純増数は+2.75万人と、大盤振る舞いした2023年純増数+11.37万人から8.62万人もの大幅減。
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) May 14, 2025
不況&失業率高止まりにより出稼ぎに出るNZ人も過去最多。
人口・労働・住宅全てに下降圧がかかっているhttps://t.co/cLs1yFQWk1

移民純増の数字だけをみると増えてはいるものの、増加数が大幅減少という強烈な印象になります。住んでいる方なら肌で感じている方も多いと思いますが、実のところニュージーランドは現在、経済に元気がなく、求人も少なく、失業率が高止まりしていて自国民が出稼ぎ等で外に出ている状況なので、そこに仕事が必要な移民流入の門戸を狭めるのは当然の政策と言えます。
今朝発表されたニュージーランド消費者物価指数で一番の驚きはコーヒー豆価格の爆上がり。
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) May 15, 2025
インスタントは前月比+10%、挽き豆は+12%。現状カフェのコーヒーはそこまで値上がってないが、牛乳価格の上昇もあり、近い将来さらに値上がるハズ
ニュージーランド金融Consumer NZが銀行の顧客満足度を調査。銀行全体の平均満足度64%。1位Co-operative Bank77%、最下位ANZ57%という結果。
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) May 15, 2025
Co-operative Bankの市場シェアは1%なので、回答者の母数が少ない&ロイヤルユーザーが多そうなので傾向を見る程度のデータかなと。https://t.co/laRW8LUza9
仕事・キャリア
💰昇給ゼロのままNZで働き続けたら…?
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) May 15, 2025
”給料変わらない=生活も同じ” ではない。
「昇給なし」の常識 NZで生き残るマネー戦略 | ニュージーランド経済と給与の関係をデータで解説https://t.co/3sQ7cNEkhx#NZ生活 #ニュージーランドのお金 #ニュージーランド

記事タイトルを「昇給なし」としていますが、昇給率がインフレ率を下回っている人にも読んでいただきたい内容です。
スキル不足、就職難航中の方へ。斜め読みなので詳細未確認ですが、 Foodstuffがこの春オークランドのPt Chevalierでオープン予定の小売店が、未経験可ポジション 求人を多数だすそうです。https://t.co/M67d4T9ZuR
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) May 16, 2025

多くの方に興味をもっていただけた投稿となりました。就職難が続く中で、どのポイントが興味を惹いたのかも人ぞれぞれだと思いますが、もしも「未経験可ポジション 求人を多数だす」という点に惹かれる方が多かったなら、まずは生活のためにも職を得られることをお祈りしますが、並行してぜひ無料でスキルアップが可能なリスキリングの受講をおすすめしたいです。https://nznomoney.com/20240125-3/
暮らし
「AIのゴッドファーザー」Geoffrey Hinton氏(AIに“考える力”を与えた第一人者・元Google・ノーベル物理学賞受賞)がAIが暴走する未来に警鐘。自分は高齢で“見ずに済む”と安堵を語るのがむしろ恐怖😭https://t.co/KHa9R5uelO
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) May 17, 2025

テクノロジーの進化に恐怖を覚えるのは今も昔も同じだし、出始めの頃は一定数拒絶反応を起こす人もいるのが常だと思います。
私自身は、基本的に最新テクノロジーには肯定的。AIも毎日のように利用しているし、もはや「便利すぎて否定しようがない」と感じています。
が、しかしAIは今までのテクノロジーと全く異なり、人間をサポートするどころか、超えていくことが確実の前提なので怖いとも感じています。
人間を模倣し、そのうちに超えていくものを本当にコントロールし続けられるのか?
「1stホームバイヤーは今がチャンスかも」って論調の記事をいくつか見かけていたが、4月の不動産市場ストック(=売れ残り)は過去10年で最大を記録したみたい。さらにこれから冬のオフシーズンに向かう=買い手市場でネゴしやすい環境。https://t.co/Qekg0GJ6Zg
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) May 17, 2025
気になったネタ
【ほっこり話】
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) May 14, 2025
「Youは何しに日本へ?」にピックアップされたのはニュージーランドから到着したアルビン氏。NZ南島ネルソンで日本人夫婦が作る味噌に出会い、その味に感動!もっと味噌を知りたくて、日本へ味噌の旅にやって来たらしい。ほっこりだけどすごいマニアック😳https://t.co/YMS1y6h2lA

味噌が好きで日本に行くほど探究心の強い方なら(当人が何を思っているかは別ですが)ニュージーランドで味噌屋とか始めていただけると日本食文化の浸透にも寄与して文化交流の拡大にもつながり、コミュニティ全体の活性化にも貢献できるんじゃないかなと思います。前週紹介したクィーンズタウンの日本酒蔵元Zenkuroのようにね。
ニュージーランドでは「King」「Queen」「Prince」など王室を連想させる名前が法律で禁止だそう。が、アメリカはOKで人気上昇中。命名にも文化とルールの違いがあって面白い。
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) May 16, 2025
ちと違うが、日本で「悪魔」と名付けようと出された出生届を役所が拒否したニュース思い出した。https://t.co/pedQvfJY5o
未だ医療の英語は難しく、ただ日本語にしても難しい😭
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) May 16, 2025
血液がんの治療で、ニュージーランドでは未認定のCAR-T療法というのがあり、この治療法を受けるために大枚をはたいて海外で治療を受けるニュージーランド人も一定数いるそう。…

医療ツーリズムというと最新鋭の医療機器を備え、多言語対応可能な人材を揃えたコストパフォーマンスに優れた私立病院が充実しているタイや、厳格な医療基準と医療の質が非常に高いことで有名なシンガポールなどアジア諸国が有名ですが、ここにニュージーランドを割り入れたいと願うニュージーランド企業BioOraとMalaghan Institute of Medical Research。時間はかかるだろうが治験データを集めてCAR-T細胞療法というのが人類に有益であることを証明してほしい。
最後に
「今週のつぶやき」は毎週更新していきますが、Xでは日々つぶやいているので、ぜひフォローを!
Xアカウントへ
もしニュージーランドで巨大地震が発生したらどうする?
— ものかん@ニュージーランド (@nznomoney) August 9, 2024
持っておくべきアプリは?
緊急避難場所は?
日本との違いは?
在留届は出しである?など
知っておくべきことをまとめてあります。https://t.co/vMyTxM4d6j