基準外広告:輸出コーディネーター/簿記・アカウントアドミン■ クライストチャーチ

当ブログでは、日本語が必須・有利であること、または日本の技術・知識・経験が求められているニュージーランド国内の求人広告を対象に、英語で募集されている求人に限って独自に統計を取り、その一部をご紹介しています。
ただし、英語で募集されていても、表現が曖昧だったり、当ブログの基準に合致しない求人も存在します。
なかには「これは書き方の問題では?」と感じるものもあり、判断が分かれるケースもあります。
そこで当ブログでは「基準外求人」として、統計には含めていないものの、読者の判断に委ねるべき求人を取り上げ、当ブログとしての考察や注意点を添えてご紹介します。
求人原文
本稿では求人内容の日本語化を行っておりません。
下記のスクリーンショットを見て求人に興味を持たれた方は記事の最後に用意している英語原文リンクからご覧ください。
今回は同じ団体から2つの求人が出ていますので両方のスクリーンショットを貼っておきます。


掲載元:Trademe
掲載日:16 October 2026
広告主:Leon
求人企業:不明
ポジション: Export Cooprdinator
Bookkeeper/ Accounts administrator
勤務形態: 両求人共にFull time
勤務地:両求人共にChristchurch City, Canterbury
給与:両求人共に$30 – $40 per hour
広告主サイト:不明
求められている日本(語)に関連した能力
日本語スキルがあると有利。ただし必須ではない
原文まま:Chinese, Korean or Japanese language skills are an advantage but not essential.
基準外とした最大の理由
まず、取扱商品はVelvet(鹿の若い角、鹿茸・ベルベット)のようですが、ニュージーランドの業界団体New Zealand Deer Velvetのサイトによると、ニュージーランド産ベルベットを輸出できるのは、第一次産業省(MPI)から認可を受けた包装工場と加工業者のみで、承認と監査を受けたリスク管理プログラムを保有する必要があります。
そのうえで、先ずこの求人は、企業名が分かりません。求人自体も個人名で出されています。
そして、連絡先メールアドレスが求人本文に明記されていますが、そのアドレスからたどり着けるウェブサイトもありません。
ニュージーランド企業として法人登記がされているのかどうかわからず、ウェブサイトの存在も分からず、連絡先メールアドレスからネット上の情報を確認しようとしても、求人広告以外の情報が一切収集できませんでした。
ここで紹介する理由
B2B事業なので場合によってはウェブサイト不要。特に、アジア市場向けに輸出しているなら、ターゲット市場に合う言語でサイトを展開している可能性もあり得ます。
また、メールアドレスが明記されているので、応募前に、輸出業者としての最低限の条件である、第一次産業省(MPI)からの認可の有無を直接問い合わせることも可能です。
応募するかどうかの判断は慎重に
輸出認可や事業実態を確認できない企業に、個人情報が満載のCVを送ることはリスクがあります。
応募前に十分に検討してから行動することをおすすめします。

